解説 no.1487

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no.1487-1 : 「高校で、人種差別主義に基づく襲撃:2人のネオナチに有罪判決」

Visages cagoulés et béquilles ou gaz lacrymogène en main, ils se ruent sur des élèves d’origine maghrébine et les frappent, aux cris de « sales bougnoules ! » ou de « jambon hooligans ! ».(頭には目出し帽をかぶり、松葉杖や催涙ガスを手にした彼らは、マグレブ出身の生徒たちに襲いかかり、<いやなマグレブ人め!>あるいは<ハムだ、フーリガンたちめ!>と叫びながら彼らを殴る。)

“Visages cagoulés et béquilles ou gaz lacrymogène en main” ここに冠詞が全くないのはなぜですか?とご質問いただきましたm(_ _)m

新聞記事などでよくある簡潔に表現する方法です。また複数要素を簡潔に列挙するためでもあり、ここでは主文ではなく状況の描写なので、効果的に描写することに特化しているということもあります。

se ruent sur「飛びかかる、襲いかかる」という構文です。

例 : Dès l'ouverture des portes, les clients se sont rués sur les produits soldés. (ドアが開くとすぐに、客たちはセール品に殺到した)

« jambon hooligans ! » 一応解説すると、jambon は「豚」を意味するスラングでつまりそれを食べない宗教的慣習を揶揄したものです。



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