no.1780-1 : 「ピエール・ニネ、自分を<平凡>とみなした高校教師を口撃」
Quand je lui ai dit que je voulais être acteur mais que j’aimais les grands textes, la littérature, et que je voulais faire quelque chose de tout ça… elle m’avait dit : “Bah non. Avec des résultats comme les vôtres, faut pas commencer à trop vous projeter sur ce genre de choses, à trop rêver, vous êtes quand même assez médiocre”, raconte l’acteur de 36 ans.(「私は俳優になりたいのだけど、大作、文学が好きで、それらを使って何かをやりたいと先生に話したら、彼女は私にこう言いました:“へえ、無理だね。あなたのような成績では、そういったことに自分を投影しすぎたり、過度な夢を見出したりしてはいけない。あなたは結構平凡よ”」と、36歳の同俳優は語っている。)
最初に間接話法 je lui ai dit que.. があります。間接話法では当時の現在形は半過去形になるので注意しましょう。( je voulais, j’aimais, je voulais)
次に直接話法 elle m’avait dit があります。ここで、なぜ大過去なのでしょうか?とコメントがありましたm(_ _)m
たしかに、彼が先生に言った夢 je lui ai dit が複合過去で、それに対する返事を elle がいうので、大過去だとおかしな順番になります。
これは、時系列を表すためというより、その出来事が当時あったことであることの強調と、そのようなやり取りがその前にもあったような印象を与える語りのテクニックです。(かなり難しいですね!)